Wednesday, January 24, 2007

ガリクソンがロッカーでバットを振り回して机を叩き壊した俺はアメリカに帰る!一番近い国際空港はどこだ!●「13歳の少女の胸より低いマウンド」  「バシャーン」「ガシャーン」??昭和63年6月7日、福島の郡山球場の選手ロッカーにすさまじい音が響き渡った。バットで机や椅子をぶち壊す音だ。バットを振り回していたのはガリクソンだった。 「あのおとなしいガリー(ガリクソンの愛称)が一体どうしたんだ?」  とナインも遠巻きにするだけ。  郡山でのヤクルト戦でガリクソンは先発した。立ち上がりから調子が悪く、初回、二回、三回と失点を重ね、四回途中9安打7失点でノックアウトされた。  当時、巨人は年に1度、郡山、仙台、盛岡を回る東北遠征をやっていた。郡山はガリクソンにとっては初めての球場で、試合前からマウンドの低さが気になっていた。上手投げのガリクソンは他の球場に比べ高いといわれる東京ドームのマウンドにさえ「低い」と不満を持っていた。 「ドームのマウンドは13歳の女の子の胸みたいだ」  と日頃から言っていたほどだ。そのドームのマウンドより郡山のそれはさらに低かった。投げにくい球場で早々と打ち込まれ、立ち直るきっかけもつかめないままの降板指令。さすがに頭に血が上り、ベンチに引き揚げてくるなり大暴れしたのである。 ●短パンで雨中の町に走り出す  興奮するガリクソンを必死になだめ、試合途中にホテルに連れ帰ったが、それでもガリクソンの怒りは収まらなかった。 「オレはアメリカに帰る! 一番近いインターナショナルエアポートはどこだ!」  とわめくガリクソン。 「ここは大きな都会じゃない。国際空港はない」  と説得したが、落ち着きを取り戻すまでには相当の時間を要した。  ホテルの部屋に入ってしばらくすると、ガリクソンが短パンに着替えて出てくるではないか。 「ガリー、どうしたんだ、その格好は?」  と聞くと、 「頭が熱くなっているので走ってくる」  という。そのとき外は雨が降っていた。そんなことにはお構いなしにガリクソンはホテルの玄関から夜の町に走り出した。  翌日、チームから離れて一番の電車でガリクソンと僕は帰京した。  ガリクソンがこんなに感情をあらわにしたのは後にも先にもこれが初めて。アグレッシブな部分もあったが、性格は温和で優しい。それだけに大リーガーの激しさの一面を見た気がした

ゲンダイネットより
 しょうがないって言っていいのですかね。

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