Saturday, June 09, 2007

野菜作りで生き生き 老人会の会員増
 田辺市万呂地域の老人会「万呂寿会」は本年度から、借りた農地で野菜作りをして交流する「ふれあい菜花園」を始めた。会員減で休会していたが、野菜作りをきっかけに会員が増え出した。初山茂会長(72)は「家にこもりがちな高齢者の健康づくりにもなるし、住民同士のつながりが深くなる」と話している。 初山さんによると、万呂地域は50年ほど前は200戸ほどしかなかったが、現在は約2300戸に増え、もともと住んでいた人は約1割という。老人会は、歌の会や絵手紙作りなどの活動をしていたが、住民同士の交流が少なくなったこともあって会員が減少、昨年4月~8月は会長が存在せず休会していた。 9月に初山さんが会長に就任してから活動を再開。会員を獲得しようと農地での野菜作りを企画した。昨年10月、町内会の回覧板で農地を貸してくれる人を募集し、地域住民から583平方メートルの畑を年間1万8000円で借りた。 年会費を払って万呂寿会に入会すれば農地を利用できると呼び掛けたところ、新たに12人が入り、62人になった。年会費も半額の500円にした。 畑は20人で分割しており、1人約14~40平方メートル、使用料は年間700~2000円。ナスやトマト、キュウリ、ピーマンなどさまざまな野菜に加え、花も育てている。ほとんどが他地域からの移住者で、60歳以下の準会員もいる。「新たに野菜作りをしたい」という人や「栽培面積を増やしてほしい」との声もあり、新たに畑を借りることも考えているという。 初山会長は「核家族化が進み、地域とのかかわりが減っているので、交流の場が必要と思った。外へ出て作業するのは健康にも良く、普段から交流していれば、何かあった時にも対応できる」と話している。 新たに会員になった同市下万呂の田中弘次さん(74)は「畑を持っていないが野菜作りをしたいと思っていた。世間話ができるし、畑に行くのが楽しみ。今後は会の活動にも参加したい」。同市下万呂の稲垣節子さん(67)は「何かしたいと思っていた。いい運動になるし、収穫が楽しみ」と喜んでいる。
紀伊民報より
 畑って楽しいみたいよぉ。

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