Monday, August 06, 2007

子ども相談室:5歳男児、頭の変形を治したい=小児科医・加部一彦
 ◇Q・5歳男児、頭の変形を治したい

 5歳男児。乳児期から頭が変形していて、上から見ると斜めになっています。育児書で読んだ「変形性斜頭症」だと思いますが、成長しても頭の形が整わず、帽子をかぶると目立ちます。髪を伸ばして隠していますが、小学校でいじめられないか心配です。間に合うのであれば、外科的手術をせずに治したいのですが、何か方法はありますか。(大分市・母親)

 ◇A・骨のすき間、1歳で閉鎖。治療は生後半年が限界

 赤ちゃんの頭は出生時、複数の骨が緩やかに結合した状態にあります。狭い産道を通過する際に、体の中で最も大きな部分である頭部をスムーズに通過させるために、骨と骨とが重なり合い、頭の大きさを少し縮めなければならないためです。

 赤ちゃんの額のちょっと上に軟らかな場所がありますが、この部分は「大泉門」と呼ばれ、頭の骨と骨の「すき間」が最も大きな場所です。

 出生後は、生後半年ぐらいまでの間に頭の大きさそのものも成長するとともに、頭の骨も次第にくっつきあって一つの頭蓋骨(ずがいこつ)にまとまっていき、大泉門も生後1歳前後までには閉鎖します。

 このように、1歳ごろまでは赤ちゃんの頭の骨は軟らかい状態にあるため、頭蓋骨早期癒合症など病的原因や外から加わる力によって頭蓋骨の変形が生じることがあります。中でも変形が外から加わる力によって生じた場合を「変形性斜頭症」と言います。

 日本では、特に生後3カ月程度までの間は赤ちゃんをあおむけに寝かせている場合が多いことに加え、この時期には赤ちゃんが常に同じ方向を向く「向き癖」が見られます。

 このため、生後3~4カ月過ぎから頭、特に後頭部の変形が目立つ赤ちゃんが出てきます。

 頭の変形を防ぐために、こまめに頭の向きを変えるとか、ドーナツ枕などを使用するなど工夫しているお母さんも多いですが、この時期、赤ちゃんは自分で頭を動かすことができますので、あまり効果は期待できません。

 最近では、外国で行われている頭の矯正バンドやヘルメットの装着による治療が日本でも紹介されています。しかし治療が必要かどうかに関しては議論のあるところです。

 治療を行う場合には、外からの力によって頭の形が変わるほど軟らかでなくてはなりませんので、遅くとも生後6~7カ月以内には始めないと、効果は期待できないでしょう

毎日新聞から
 頭の形でいじめられる前に、強い子に育ててあげればいいんじゃないでしょうかっ。そんな気にする親では子供もマイナスの子に育ちますよっ。

No comments: