Friday, September 19, 2008

大阪市住吉区で04年2月、当時の大阪地裁所長が襲われた強盗致傷事件で、大阪高裁(古川博裁判長)は17日、当時16歳の元少年(21)について「再審無罪」とした今年2月の大阪家裁決定を支持し、検察側の抗告を棄却した。これにより、逮捕された4人全員の「無罪」が確定。4人は「虚偽の自白を強要された」などとして、国に賠償を求める訴訟を近く起こす。

 犯行を自白したとされる元少年の供述について、高裁決定は「捜査機関が描いた構図による追及や誘導に迎合した可能性があり、信用できない」と指摘。他に犯人と証明できる証拠もないと判断した。

 高裁決定を受け、記者会見した元少年の付添人の前川直輝弁護士は「当然の決定だが、全員の『無罪』確定まで逮捕から4年半近くを要した。捜査機関や裁判所に反省を求めたい」と話した。一方、大阪高検の太田茂次席検事は「高裁決定を厳粛に受け止める」との談話を出した。

 元少年は04年7月、家裁での少年審判で中等少年院送致の保護処分決定を受け、06年2月に仮退院。その間、無実を訴えて抗告の手続きをとったが、高裁と最高裁に棄却され、05年11月に刑事裁判の再審請求にあたる処分取り消しを申し立てた。家裁は今年2月、「自白の信用性に疑問がある」として処分取り消し決定を出した。検察側は3月、控訴にあたる抗告を申し立てていた。

 この事件では、当時14~29歳の4人が逮捕、当時13歳の1人が補導された。うち成人男性2人は5月に無罪が確定。当時14歳の少年(19)も7月、最高裁で家裁の不処分決定が確定した。児童相談所に通告された当時13歳の少年(18)は「虚偽の自白強要」をめぐり国などに賠償を求めて提訴している。(阪本輝昭)

asahi.com

 本当に無罪ならいいけどね

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